アメリカの子供向け工作&科学月刊誌 Kiwi Crate
先ほど、Yahoo Japanのニュースを見ていたら、KiwiCoの創設者のインタビュー記事が載っていました。
headlines.yahoo.co.jp
読んでみたら、なるほど。
創設者のサンドラ・オー・リンさんは化学工学の学位を持っていらっしゃるんですね。どおりで、Kiwi Crateなどで届く工作や実験セットは楽しみながらSTEAMに戻づく知識や考え方が身につくようになっているんですね。
今日は、そんなKiwiCoの教材についてご紹介。
1.STEAMとは?
まずは、前述したSTEAMについての説明から。
STEAMとは、「Science Technology Engineering Art Math」の頭文字。
今アメリカの教育が最も力を入れている分野です。
これからそう遠くない将来、AI(人工頭脳)が人間に変わって色んな仕事をこなすであろうと予想される中、人間にはSTEAMの分野に関わる仕事しか残らなくなるのではないか、と考えられています。
その為、アメリカではこの分野で活躍できる人を育てるような教育方針にシフトしてきています。
2.KiwiCoとは?
KiwiCoは分かりやすく言えば、昔日本でもあった『科学と学習』(現在は既に廃刊)の学研や、『しまじろう』のベネッセみたいな感じです。
子供の年齢にあった工作や実験のセットが毎月届けてくれる会社です。
年齢と対象の教材名は以下の通り。
0~36か月 Cricket (Explore & Discover)
3~4歳 Koala (Play & Learn)
5~8歳 Kiwi (Science / Art / and more)
6~11歳 Atlas (Geography / Culture)
9~16歳 Doodle (Art / Design)
Tinker (Science / Engineering)
9歳ともなると自分で自分の好きなことや方向性が見えてくる為か、DoodleとTinkerと2種類から選べます。(両方受講も可能です)
3.Kiwi Crateの特徴
とにかくデザインがかわいい!!!!
教材のサンプル写真を見ることができますが、どれも本当にかわいい!
Tinkerの教材サンプルを見ると、木のぬくもりが感じられそうな素材でどんなインテリアにでも合いそう。
そして子供の年齢にあった教材が送られてくるのが嬉しい所。
雨の日など、外に出られない日のプロジェクトとして大活躍しそうです。
定期購読期間も、以下から選べるのもありがたい!
1か月ごと更新($19.95 / month)
3か月($19.95 / month)
6か月($18.50 / month)
12か月($16.95 / month)
クリスマスやお誕生日プレゼントにおもちゃの代わりにこの定期購読をプレゼントするというのもすごく良いと思います。
毎月届く楽しみがあるので、数日遊んでもう二度と振り向きもしないおもちゃよりも、子供も喜ぶ可能性大!!!
4.マイナス面
親が手伝わないといけない事。←これ、結構重荷・・・。
届いた教材を子供に渡して、「後はご自分でどうぞ」というのはちょっと難しそう。
また、教材のサンプルを見ると、家にある材料でできそうな工作や実験もあります。その為、DIY派のご家庭には必要ないかも。
「工作のアイディアとか自分では思いつかないけど、子供と一緒に工作や実験を楽しみたい!」という人は間違いなくお勧めです。
DIY派の方はTinkerからちょっと工学的な知識がないと簡単に作れなさそうな工作が出てくるので、お子さんが9歳になったら、Tinkerからスタートするのもアリだと思います。その年齢だったら、ある程度一人でプロジェクトに取り組めそうですし。
5.私の個人的なおススメ
「良さそうだけど、うちの子供が興味を持つか分からない」「自分自身が子供と一緒に工作に取り組める時間があるかどうかわからない」という方は、まずは同サイト内の工作アイディアをご自宅で試してみるというのをおススメします。
こちらが同サイト内の工作アイディア。
子供が喜びそうな工作&プロジェクトが沢山載っていて、そのやり方を写真付きで分かりやすく手順を説明してくれています。週末の時間のある時に親子でゆっくり取り組むといい思い出にもなりそうです。
AI時代に取り残されないように、こういうもので子供の内からSTEAMに基づく感性を養ってあげるのもこれからの時代、必要なのかもしれません。
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