海外で日本語学習 歌で物の数え方をマスターしよう
我が家では子供達は英語と日本語に触れています。
私と子供達が話す時は日本語。旦那と子供達が話すときは英語。
家族全員で話すときは両方の言葉が入り混じります。
学校はこちらの現地校、つまり英語のみで授業が行われる公立小学校に通っています。
ロサンゼルスの場合、日本語と英語が両方とも勉強できるイマージョンと呼ばれるプログラムを行っている公立小学校もあるので、そこに通わせるという選択肢もあったのですが、結局、色々考えた結果、学区で定められている近場の公立小学校に通うことにしました。
ロサンゼルスの場合、土曜日に開講されている日本語補習校もありますが、今のところ、うちはベネッセの進研ゼミを日本から送ってもらって、それで日本語を学んでいます。
マイペースな娘には今のところそれが合っているようです。
ただ進研ゼミの難しいところは、子供がつまづいた時、親が先生になって教えて上げなくちゃ行けないってところ。
これが学校なら、先生が上手に子供を誘導してくれるんでしょうが、教えた経験のない私にはなかなか難易度が高い!
進研ゼミも親向けの解答冊子に「こういう風にアドバイスをしてあげてください」という具体的な例を上げてくれているので助かりますが、やっぱり親子の関係ってなかなか微妙で子供が素直に聞いてくれない場合もあるし、私が思わずきつい言い方になっちゃう時もあったりします。
そこで我が家ではYoutubeも積極的に利用してなるべく子供にとって受け入れやすい形で日本語を教えることにしています。
例えば、日本語で物の数を数えるとき、どんな物を数えるかによって、数字の後ろについてくる言葉が変わりますよね。
例)小動物なら、1匹、2匹・・・・
大型の動物なら、1頭、2頭・・・
鳥なら、1羽、2羽・・・
本なら、1冊、2冊・・・
紙なら、1枚、2枚・・・
棒状の物なら、1本、2本、3本・・・
何で、紙なら「枚」なのに、紙が集まってできている本は「冊」で数えるんでしょうね!?不思議です。
しかも「匹」と「本」は来る数字によって読み方も変わっちゃいます。
1ぴき、2ひき、3びき、4ひき・・・・
1ぽん、2ほん、3ぼん、4ほん・・・・ のように。
これは英語が第一言語の人たちにとって、ものすごく混乱しちゃう文法みたいです。
英語はそんな風に表現しないですもんね~。
そこで我が家ではベネッセから届いた物の数え方一覧ポスターに合わせて、NHK Eテレの『ピタゴラスイッチ』内で時々流れる『ぴき ひき びきの歌』と『ぽん ほん ぼんの歌』を沢山聞いて、一緒に歌って覚えました。
以前はYoutubeに両方の歌が載っていたんですけど、著作権の関係で今は消されてしまいました。
でも、今は歌のアプリがあって、$2.99でダウンロードできるそうです。
↓サンプルはこちら。
12秒くらいから「ぴき ひき びきの歌」が少しだけ聞けます。
そのおかげか、「匹」と「本」はマスターできました。
でもまだ人間を「1つ」って数えたり、お皿を「1個」っていうめちゃくちゃな事を言ったりしますが・・・
いつか習得するだろう、という気持ちで長い目で見ていきたいと思います。
さて、日本の小学校1年生の10月ともなると、国語の教科書でも算数の教科書でもどんどん漢字が入ってきます。
漢字が入ってくると、また一気に日本語が難しくなってきますよねぇ~。
仕方のない事だけれど。
今日のチャレンジ1年生講座の算数の娘の解答に思わず笑っちゃいました。
「本」に゜を付けて「ぽん」って読ませようとしたみたい。↑
なるほどね~、今までひらがなで「ぽん」って書いてたから、漢字の時も゜をつけないと、「ぽん」と読まないと思ったわけね・・・。
言われてみると、漢字の時は読み方が勝手に変わっちゃうから、゜とか濁点とかつけなくていいもんね。
娘に「漢字の時は自動的に読み方が変わるから、゜とかいらないんだよ」と教えると、「ええええーーーっ!!そうなの!?漢字ってすっごい便利ーーーーー!!!」と感動していました。
そっかー、そんなに感動することなんだ~。
私にとっては、娘の発想が斬新で新鮮でした。
今後も日本語学習に役立ちそうなものを発見したら、ご紹介していきたいと思います。
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