子供と実験 生クリームでバターを作ろう
外出先から遅めに帰ってきてしまって、パッパと夕食の支度をしちゃいたいというのに、そういう時に限って子供達が「お料理を手伝いたい!」とか言い出す時ありませんか?
「いつも手伝いたいなんて言わないくせに、なぜ今日に限って!?やめてくれーーーー」って感じですよね。
我が家はまさに今日がそんな感じでした・・・。
戦力になる年齢の子ならいいけど、我が家の子供は6歳と4歳。
普段やり慣れてないから、まだまだ上手に包丁も使いこなせないし、最近野菜は皮を剥かずに使ってるから、皮むきとか簡単な作業をお願いすることも出来ないし、シンクには背が低すぎて届かないし(特にアメリカのシンクは日本のシンクより高い)・・・
いったい何をお願いできる?
今夜のメニューはホワイトシチューとパン。
そこで、思いついたのが、「生クリームをとことん振ってパンに塗るバターを作ってもらおう!実験にもなるし、これも一応お料理だし~。」
そう、たまたま先日読んでいた本に、この実験の事が書いてあったんです。
それで娘が「やってみたい!」と言っていたので、生クリームを買っておいてあったんです。ラッキー!!!
●道具&材料
・常温に戻した生クリーム(Heavy whipping cream)
・瓶
・塩
●やり方
生クリームを瓶の中に入れてフタを閉め、ひたすら振って振って振りまくる。
ただこれだけ。
振っていると、段々油分と水分が分離してバターが出来ます。
そのまま食べてもいいんですけど、塩味がないとあんまり美味しくないので、私はバターが出来てから、味見しながら塩を適量混ぜました。
完成品がこちら↓
私は小学6年生の時、人の数より牛の数の方が多いという北海道の別海町に2泊3日くらいの林間学校で行き、これをやりました。
懐かしいなぁ~。
ここで1つ注意点!
子供一人の力では到底出来上がりません。
途中で手がだるくなって挫折します。
なので、旦那やおじいちゃん、おばあちゃんなど、自分以外の大人の戦力がある時にやりましょう。
そうしないと、折角子供をキッチンから追い出したのに、もとい、子供に役割を与えたのに、自分の所に戻ってきて、料理に集中できなくなります。
出来上がったバターのお味はと言いますと・・・
クリーミーで、ほんのり甘みがあってものすごく美味しい!!!!!
感動の味です!!!!!
手作りバターは「生クリーム代+労力」なので、ものすごくコスパが悪くて、毎回作ろうとは思いませんが、手間がかかる分、お味は市販のバターより美味しいので、ちょっとした贅沢品といった感じです。
皆さんもお時間のある時、または自分以外の大人が家にいるとき、お試しください。
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