Daylight savingsが終わりました。
今日でDaylight savingsが終わりました。
ほとんど季節感の無いロサンゼルスですが、Daylight savingsが終わると、いよいよ本格的な秋になったなぁ~、と感じます。
というか、そもそもDaylight savingsって何?って思っている方の為に、ちょこっと小話。
●Daylight savingsとは
3月の第2日曜に世界標準時間から時間を1時間早め、11月の第1日曜に時間を1時間戻し、世界標準時間に戻ります。
例えば、昨日まで午後7時だった時刻がDaylight savingsが終わった今日からは午後6時になるわけです。
しかーし、ハワイ州やアリゾナ州などはDaylight savingsがありません。
つまり、夏の間中もずっと世界標準時間のままです。
あーややこしい。
●Daylight savingsのメリット
1.電気代の節約につながる
1時間早く行動することになるので、夏は涼しい時間帯に活動を開始できる=エアコン代の節約
夜は8時位まで明るい=電気代の節約
2.夏を思いっきり楽しめる
上でも書きましたが、夜8時位まで明るいので、バーベキューや野外コンサートなど、外遊びが楽しめる
●Daylight savingsのデメリット
1.体内時計が狂う
たかが1時間、されど1時間。
3月にDaylight savingsが始まった日と、11月に終わった日は何だかいつ食事をするべきか、いつ寝るべきなのか、ちょっと困ります。
特に子供達はこの1時間の変化に影響を受けやすいです。
幼児だとお昼寝の時間が狂ったりして親にとっては地獄です・・・。
うちの子供達もDaylight savingsが始まると夜8時まで明るいので「眠たくない~~。まだ外明るい~。」と駄々をこねるので、面倒くさいです。
昨年Daylight savings中にワシントン州に行ったときなんかは夜9時まで明るいので、寝かしつけるのに本当に苦労しました。
2.時計の針をいちいち変えるのが面倒
パソコンと携帯はDaylight savingsにあわせて自動で時刻を合わせてくれるので便利なのですが、普通の電池式の時計は自分たちで変えなくちゃいけません。
家には目覚まし時計や車の時計なんかも含め、計8個の時計を自分で変えなくちゃいけないので、ちょっと面倒です。
3.Daylight savingsが終わった後、憂鬱な気分になる
これは私だけかと思ったんですけど、周りの人と話すと皆、結構憂鬱になるみたいです。
なぜかというと、Daylight savings中は夕方午後5時位まで明るいんです。
でもDaylight savingsが終わり、もうちょっと冬に近づくと、午後4時には辺りが暗くなり始めるです。すると、気分がすごーく落ち込んでくるんです。
「子供と外に出かけるにはもう薄暗いし、家の中にずっといるにはなんだか時間を持て余すし・・・どうしろっていうのー!?」って気分になって、どよーんとなるんです。
それが標準時間のはずのに、なんだか昨日までの1日と違いすぎて、気持ちがついていきません。
●Daylight savingsがなくなるかも?
あと数日に迫った今度の選挙(今週の火曜日が投票日)で、このDaylight savingsを継続するかどうかが問われるみたいです。
選挙の結果によっては廃止されるかも!?
●私個人の意見
んー、電気の節約は大きいと思うけど、個人的にはデメリットの方が多い気がします。
いっそのこと、世界標準時間より1時間早い時間(つまりDalight savings中と同じ時間)でずっといてくれた方が色々楽な気がします。
夏は夜8時まで明るいけど、それは夏を楽しむうえでOKってことで、受け止められますし、冬でも午後5時位まで外で遊べますし。
あの憂鬱な気持ちにならなくて済むなら、ずっと1時間早いままの方がいいって思います。←それくらい、あの憂鬱な気持ちが嫌だっ!
でも、選挙で廃止が決まったとしたら、1年中、世界標準時間と同じでいることになるだろうから、夏も夜7時には暗くなるってことになるだろうし、冬は午後4時から暗くなるんでしょうね~。あぁ~、それじゃあどちらにせよ憂鬱になるぅ~。(涙)
選挙の結果はどう出るんでしょうね~。すっごく興味あります!
日本でも、夏時間を導入しようって動きが活発になってきているようですが、「アメリカやヨーロッパがやっているから」って安易に決めるのは危険です。
子持ちの親としてはDaylight savingsは結構面倒くさいです。
本当にそれをやる価値があるのかどうか、よく考えて、きちんと話合ってから決めた方が良いと思いますよ~。
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