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子供と楽しめる工作や実験アイディア、子供でもできるお手伝いアイディア、日本語&英語のバイリンガル教育、読み聞かせのお勧め絵本についてロサンゼルスから発信していきます

子供と実験 進研ゼミ チャレンジ1年生講座8月号 「ワクワク体験!氷の科学実験セット」をやってみた

うちは娘が1歳の時からベネッセさんにお世話になっております。

というより、私も小学生の時から進研ゼミをやっていたから、親子二世代でベネッセさんにお世話になっています。

私の時代と比べると、進研ゼミもグングン進化を遂げていて、今やタブレットでも勉強ができる時代。凄いですよね~。

 

さて、2018年8月号の付録は『こおりの科学実験セット』

なんだか楽しそうでいいじゃないですか~!!!

子供達も教材が届いた瞬間、「早く実験やりたーーーーい!!!!」と大張り切り。

 

このセットで5つの実験が楽しめる内容になっているので、まずは簡単な実験1「アイスキャンディーを作る」実験2「こおりのゆびわをつくる」に挑戦。

これは難しい手順とかはないので、簡単にクリア。

子供たちのテンションも上がりまくり、「もっとやりたーーーーい!!!」といい感じの食いつき。

 

なぜか実験3「こおりのレンズをつくろう」実験4「色を氷に閉じ込めよう!」には見向きもしない子供達。

どうしても実験5「水を氷のようにキラキラさせよう!」をやってみたいと熱望。

 これは50度位のお湯に酢酸ナトリウムの粉をしっかり混ぜ溶かし、それを冷やすとまるで氷のような結晶が出来上がるというもの。

 

実験1&2が成功しているので、ノリノリな私達親子。

テキストの手順通りお湯に粉をとかして待つこと15分・・・あれ!?何の変化もない・・・おかしい・・・

もう一度手順を読んでみると「キラキラ(結晶)ができない場合は魔法の薬(酢酸ナトリウムの粉)を数粒入れよう」とある。

数粒入れてみた・・・・けど、何も変わらない・・・

 

まさかの実験失敗・・・ガーン・・・小学校1年生向けの実験で失敗するとは・・・ショック・・・

 

焦った私は親向けに小さな字で書かれている説明も隅から隅まで読んでみた。すると「お湯の温度が低くなりすぎるとっキラキラができにくいです。」とある。

それじゃあと容器の中の水を半分捨て、捨てた分くらいお湯を入れて底の方に残っていた粉を溶かしてみた。

結果は・・・結晶ができない・・・透明な液体のまま・・・またも大失敗・・・

 

仕方がないので、その容器の中の物は全部捨ててもう一度最初からやり直すことに。

お湯の温度も50度以上、溶かした粉の量も指定通り・・・

 

しかーし、またしても失敗。結晶が全くできない。

なんだよー、小学校1年生向けにしては難易度が高すぎるよぉーーー。

しかも、酢酸ナトリウムの粉はもう残っていない。追加購入するとなると送料込みで540円。んーーー、それは避けたい。

 

多分、お湯の温度が低すぎたのが問題だと仮定した私はもう一度容器内の水の温度を50度以上にしようと試みた。

でもどうやって!?

酢酸ナトリウムが溶け込んでいる水を普段使っている鍋に入れて熱するのは、なんだかちょっと嫌だし、実験容器はプラスチック製だから電子レンジで加熱も不安。

 

無い知恵を絞って、実験容器をそのまま一回り大きめの容器に入れ、その大き目の容器に熱湯を入れてその熱で温めることに。

そして、実験道具として温度計で酢酸ナトリウム液をまぜまぜすれば、液の温度が50度位までなったかどうかちゃんとわかるはず。

 

3度ほど、大きめ目の容器のお湯を変え、忍耐強く酢酸ナトリウム液を混ぜること5分、やっと液の温度が50度以上になったことを確認。
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↑大き目の容器の中は熱湯。小さい容器の中は酢酸ナトリウムの粉が溶けた水。

かき混ぜ棒替わりに使っているのは付属の温度計。(お湯の温度が50度以上になると、元々青かった「℃」の部分が白くなる。上記写真では白くなっているので、50度以上になっています。)


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 ↑私が全てやっては意味がないので、子供に混ぜさせました。

 

 

今度は氷水の入った大きめの容器に酢酸ナトリウム液の容器を入れ、一気に冷まします。


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 ↑酢酸ナトリウムの粉が全部溶け切った後、手順に従い子供が実験セット付属のフラスコに溶液を入れ替えました。フラスコの左にある白い細長い物は氷。

 

すると・・・・

 

出来たっ!!!!夢に見たキラキラの結晶がっ!!!!!

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まるで霜柱のような、針みたいな結晶がっ!!!!!

すごく感動~~~~っ!!!!

時間が経つにつれ、もっと沢山の結晶が見えるようになりました!


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↑本当にまるで霜が付いたガラスみたい。フラスコをギュッと押すとパキパキ、ピシピシっと霜柱を踏んだ時のような音がします。

 

 

今回の経験が思い出させてくれたこと、それは自分が小さい頃、科学とか実験とか実は嫌いだった、ということ。

自分では手順通りやったはずなのに、何度やってもうまく行かなくて・・・。

しかも学年が上がるにつれ、手順が増えたり、たった数グラムの違いで結果が違ってきちゃったり・・・

適当な性格で説明書が読むのが苦手なタイプの超文系の私にはそれが本当に苦痛で。

 

でも、こうやってあきらめずに何度も挑戦して成功すると、すごく嬉しいものなんですね!!!ええ・・・今更、この年齢でその喜びを知りました。

ベネッセのキャッチフレーズ『人は、一生育つ』って本当だなぁ~と実感。

こうやって子供と色々実験していく中で、私も昔苦手だったものを少しずつ克服して成長いければいいなぁ~・・・特に理数系の分野(←未だに凄いトラウマ)