ロサンゼルスで子育て 親子時間を楽しみたい!

子供と楽しめる工作や実験アイディア、子供でもできるお手伝いアイディア、日本語&英語のバイリンガル教育、読み聞かせのお勧め絵本についてロサンゼルスから発信していきます

読書記録 子育て中のお父さん、お母さんに読んでもらいたい1冊、『そだてば』鈴木のりたけ著

私も子供も大好きな絵本作家、鈴木のりたけさん。

皆さんもどれか1冊は彼の作品を読んだことがあるのではないでしょうか?

うちの子は『ぼくのトイレ』と『ぼくのおふろ』が特に好き。

各ページに隠された探し物クイズを解きながら、ユニークなトイレやお風呂のアイディアが楽しめます。

鈴木のりたけさんは真面目な内容もユーモアを交えて面白く、でもとても分かりやすく伝えてくれます。

例えば、『おならをしたい』。「嫌だー、汚いー!」って敬遠しそうな内容でも、鈴木のりたけさんの手にかかれば、全然汚らしく感じない!小さいお子さんにもわかりやすく、おならの仕組みを解説してくれています。

そんな鈴木のりたけさんが大人向けに書いた育児の現場をレポートした『そだてば』は小さなお子さんの育児奮闘中のお父さん、お母さんに是非読んでいただきたい1冊です。

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鈴木のりたけさんご自身、3人のお子さんのお父さんであり(この本を書かれたときは2人の子供のお父さん。この本の最後に3人目が産まれたという報告があります)、ご自宅でお仕事をされているので、積極的に育児にかかわっていらっしゃる様子です。

そんな鈴木さんが体験した育児の楽しさ、大変さのあれこれが4コマ漫画形式で紹介されています。

鈴木さんご自身の体験だけでなく、色んな立場の育児中の人(双子のママ、日本在住アメリカ人ママ等々)にもインタビューをし、イラスト付きで分かりやすくまとめたレポートも入っています。

 

これを読むと、「うちの子も同じ事、する~!」とか「こんな時期もあったなぁ~」とクスっと笑ったり、感慨深くなったり、「よそのご家庭はもっと大変なんだなぁ~。うちはこの程度でくじけてちゃ、いけない!」(特に双子のお子さんをお持ちのお母さんのレポートを読んで、そう思った)と、励まさたり。

鈴木のりたけさんの視点は物事をポジティブにとらえるヒントをくれるます。

例えば今までだったら、子供がしょうもないいたずらをしたら、「誰が後片付けをするとおもってんのー!?」とイラッと来てたのに、この本を読んだ後は、それを「子供らしくて、こんなのもアリかもね」ってポジティブに受け止めてあげられる余裕が自分の中に生まれた気がします。(と言っても、毎度毎度受け止めてあげられるほど、私は出来た大人じゃないので、「イラッと来る回数が少々減った」程度の意味ですが・・・)

 

鈴木のりたけさんの最新情報は以下のリンクからご確認いただけます。

鈴木のりたけ日記

 

絵本もすごくお勧めなので、お子様と一緒に読んでみてください。子供が気に入って「もう一回読んで~」とお願いしてくること、間違いなしです。