ロサンゼルスの学校事情 幼稚園で使用した教科書
娘の学校が夏休みに入る前日、先生から「お子さんの物を全てお家に持って帰って下さい」と言われ、教科書やら、工作やら、作文やら、幼稚園でやったもの全てをドカドカっと持って帰らされました。
娘の学校では置き勉が基本なので、私が教科書を見るのはこれが初めて。
算数の教科書なんかは500ページにも渡る分厚いもので、私もびっくり。
パラっと中を見てみると、幼稚園生向けのレベルなので、さほど難しい問題もなく、数字の書く練習だったり、数える練習だったりが、可愛いカラーのイラスト付きでできる内容でした。
全部問題を解いているわけでもないので、500ページという分厚さもあんまり関係なかったみたい。逆に解いてない部分が多すぎて、なんだかもったいないくらい。
しかし、ロサンゼルスらしいなぁ~、と思ったのが、教科書の最後の方に、英語とスペイン語のイラスト付きの辞書が付いているところ。
ロサンゼルスにはスペイン語を話す人が多い。
ちょこっと調べてみたところ、ロサンゼルス郡の人口の内、約39%がスペイン語を話す調査結果もありました。
恐らくそういう社会的背景もあり、こういう辞書が教科書にあるのでしょう。
この辞書はすごくわかりやすくできています。
そしてありがたいことに、この教科書は1ページずつに切り取り線が付いているんです。
何かの役に立つかもしれないので、この英語ースペイン語の辞書の部分は切り離してしばらく取っておこうと思います。
お次はリーディングの教科書・・・・というか、これを教科書と呼んでいいんだろうか?
薄っペラっ!!!!!
しかも穴開けてリングでまとめてあるっ!!!!日本じゃ、有り得ないっ!!!!
一体何なんだ、算数の教科書とリーディングの教科書のこの差はっ!?
この薄っぺらい教科書はそれぞれが8ページずつしかありません。
中はこんな感じ。
これは恐らく幼稚園に入ってそんなに時間が経っていない頃に読んだものだと推測されます。(日付とかが入っていないから、いつ習ったのかよくわからない)
でも、これを何冊も読み続けていくことで、幼稚園卒園頃にはこれくらい読めるようになっちゃうみたいです。
おおーっ、これはなかなかの進歩!!!!
ひょっとして・・・
薄い → 子供が飽きずに読み終えることができる → 「1冊自力で読めたぁーっ!!!!」って達成感を感じる → その積み重ねで語彙力も増え、段々長い文章も読めるようになる → 更に自信が付く → もっと難しくて長い本にも挑戦できるようになる
という、薄っぺらいには薄っぺらいなりの利点があるのかもしれません。
でも子供はこういう薄い教科書だと無くしちゃう可能性が大。
だから、うちの娘の学校では置き勉が基本なのかもしれませんね。
2018年8月から1年生に進学した娘。今年は一体どんな教科書で勉強しているんだろう?教科書を見れるのが、ちょっと楽しみです。
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