ロサンゼルスの学校事情 IT技術との関わり方
ロサンゼルスの義務教育は幼稚園から始まり12年生で終わります。
その為、幼稚園も小学校の校舎の中で行われます。
そして、幼稚園の頃から週に1度、パソコンを使った授業があります。
そうなんです、5&6歳のおこちゃまに向けたパソコンの授業が時間割に組み込まれているんです。
やっている内容はそんなに難しい事ではありません。
パソコンを起動する、先生から指示されたアプリケーションを開く、そのアプリケーションで遊ぶ、といった内容です。
アプリケーションは日々の授業内容を復習する内容の物で、ゲーム感覚でアルファベットを覚えたり、サイトワードやフォニックスを勉強したり、算数なら数字の当てるゲームや簡単な足し算をするゲームなどをします。
小学校3年生以上になると、いわゆる日本でいうところの「全国統一学力テスト」を受けなくてはいけないのですが、その試験もパソコンやタブレットで行われます。
その為、小学校1年生の終わりまでにタイピングが出来るようになっているのが、先生達にとっては理想なんだそうです・・・んー、結構要求されているレベルが高い・・・
2018年8月から小学校1年生になった娘の先生からは宿題の一つとして算数の問題を解いていくゲームを1日10分程度やらせてください、と言われました。
こういうゲームの利点は子供達が楽しみながら算数の知識を身に付けられることと、先生が生徒の進度を把握しやすいこと。
私は今までパソコンとかタブレットとか与えて来なかったタイプなので、ちょっとこのやり方には抵抗があります。
古いやり方かもしれないけど、紙ベースで勉強していって、どうしてもそれで伸び悩んだ時にパソコンの力を借りるという方が、良いんだけどなぁ~・・・。
そして今日、ママ友と話していて、とある中学校の話になったんですが、その中学校では教科書がないんですって。
その日に勉強する内容のPDFが先生から生徒へ送られてきて、生徒はそれをパソコンで見ながら授業に参加するんですって。
だからどの生徒もスマホとパソコンを持ち歩いているんですって。
んー・・・まだ『置き勉』が文科省の問題なっている日本とは大違い。
確かに私の知り合いの子も小学校4年生くらいからiphone、ipad、Macを持ち歩いて、スクールバンドの先生や他のバンドメンバーと楽譜のPDFファイルなどをクラウドなどを利用して共有してたっけ・・・。
おばちゃんにはついていけない・・・。
恐らく、うちの子供達が「携帯電話を買って欲しい」とか、「勉強に必要だからパソコンやタブレットが欲しい」って言ってくるのも時間の問題ですよね・・・
あと、男の子はゲームにハマりやすいとか・・・
そういう要求にどう折り合いをつけて応えていってあげるか、今のうちから少しずつ考えておいた方が良いのかもしれませんね。
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