「Still Stuck」~ ヨシタケ シンスケさん「もうぬげない」英語版
言わずと知れた、人気絵本作家 ヨシタケ シンスケさん。
我が子たちは「りんごかもしれない」、「りゆうがあります」、「このあと どうしちゃおう」、「なつみは なんにでもなれる」、「あるかしら書店」(これは漫画形式の絵本でちょっと長くて、6歳娘でも途中で挫折しそうになってました。もう少し大きくなってから、また読んでみたい絵本です。)を読んだことがあります。
「リンゴかもしれない」でヨシタケ シンスケさんの作品が大好きになり、その後、作者の作品を見つけ次第、片っ端から読んでいます。
今回読んだのは「もうぬげない」の英語版「Still Stuck」。
「Still Stuck」ヨシタケ シンスケ作
英語版、出てるんですねぇ~。ネットで検索したら、韓国語にも訳されてます。
ヨシタケさん、世界各地で人気なんですね!!!
でもよく日本語のオリジナルと比べてみると、あれ?表紙の絵が違う!
お母さんがぬがせようとしてる日本語の表紙のような絵も3ページ目にありますが、日本語と英語の表現や感覚の違いを考慮して、分かりやすい表紙を変えたということでしょうか?
ヨシタケさんの他の作品同様、日常のありふれた物事の一つを多角的に見る作風で思わずクスッ、ププッと笑えます。
そして母親目線で見ると、「あぁ~、子供ってそうだよね~。うちの子もこういうアホなことする~。」といつもの疲れる子育てに良い意味でのあきらめ感と、気持ちの余裕を与えてくれます。(笑)
「もう ぬげない」の誕生秘話がヨシタケさんのこのインタビューで語られているので、是非ご覧ください。
『もう ぬげない』『りんごかもしれない』…膨らみ続けるオモシロ妄想も「まずは常識を知ることから」―ヨシタケシンスケ インタビュー前編 | ダ・ヴィンチニュース
押しつけがましい絵本を拒絶していた子供時代 『もう ぬげない』ヨシタケシンスケの“伝え方” インタビュー後編 | ダ・ヴィンチニュース
考えに考え抜いて作品を形にしていく職人気質のヨシタケ シンスケさん。
これからのご活躍も楽しみですし、応援していきたいと思います!!!