子供と実験 磁石でいつもの公園遊びをスパイスアップ
子供は公園が大好き。
でも毎日同じ公園に行っていると流石に飽きるようで、「えー、またーー」なんて文句を言われることも。
そんな時は公園に磁石とビニール袋を持って行ってみてください。
この遊び&実験は3歳以上がお勧めです。
1.公園にある物で何が磁石にくっつくか探してみよう
木の棒でも遊具でもまずは何にでも磁石を当ててみる。
子供は磁石にくっつく物とくっつかない物があるというのにまずは驚きます。
3歳位だと本気で驚いてくれるので、その様子はとても微笑ましいです。
小学校の理科で習っていなくても、色々試していくうちに、木にはくっつかない、鉄にはくっつく、というのが分かってきます。
2.磁石を砂場に入れてみる
小学校の理科でやりましたよねー、砂鉄探し。
小学校でやるけど、3歳だってやってもいいと思います。
3歳は3歳なりに4歳は4歳なりに、その年齢なりに楽しみます。
砂鉄がハリネズミの様にくっつく様子が面白くて、見つける作業を黙々と続けます。
うちはU字磁石の代わりに(ちなみに英語でU字磁石はHorseshoe magnet。馬の蹄に見えるからかな!?)マグネットタイルを持っていきました。
理由はU字磁石が家になかったので・・・
マグネットタイルの磁石がどこまで強力か分からなかったんですが、とりあえず持って行ってみました。
砂場に入れたら、こんな感じになりました。
案外、ちゃんと砂鉄がくっつきます。
時々砂ではなく、石がくっついてくることがあります。何だか宝物を探し当てた気分です!
↑三角形の底辺にくっついているのが石。
集めた砂鉄をひとまとめにしたら、もう一度磁石を近づけてみました。
↓
息子は「髪の毛の生えた人の顔みたーい」って大喜びでした。
これだけでも結構楽しんでくれて、実験成功なんですが、もしお母さん&お父さんに余力があるなら、見つけた砂鉄をレジ袋の中に入れて家へ持ち帰って下さい。
余談ですが、公園へ行くとき、スーパーで肉などを買った時にもらえる小さなビニール袋を1枚持っていくと、色々助かります。
子供達のが公園で拾ったどんぐりや落ち葉入れにしてもいいし、空気を入れて風船にして遊んでもいいし、木の棒をさして旗代わりにしてもいいし。
色んな遊びに活用できます。
3.帰宅後、砂鉄を水の中に入れてみる
これはCalifornia Science Centerにある物をお家で再現したものですが、先ほど集めてきた砂鉄と水を瓶に入れます。
砂鉄を流さないようにして何度か水を入れ替えてください。
何度か水を入れ替えないと、水は細かい砂ですぐに汚れてしまい、砂鉄を観察することができません。
水が澄んだら、そこに磁石を近づけます。
瓶と水が虫メガの役目をして、砂鉄がよく見えます。
ウニのようにとげとげで磁石に合わせて動く様子は見ていて面白いですよー。
子供達も何度も磁石を近づけてその様子を観察して楽しんでくれます。
子供が遊び飽きたら、元の砂場に水ごとジャバーっと戻せばいいだけなので、後処理も簡単です!
いかがでしたか?
たかが磁石をいつもの公園に持っていくだけ。
でも、子供達にとっては色々新鮮な驚きがあるようで、脱マンネリ出来るようです。
どうぞお試しください。
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